亜細亜大学の学生たちが子どもたちとのゲームを企画し、8月の武蔵境マルシェで活動することをお話してきた。今回はその景品提供についてすでに協力頂いていた武蔵野警察署に加えて、地元武蔵境のすきっぷ通り商店街から頂くために、学生代表が書いたお願い書について書こう。彼らにとって社会人への文章は初めての経験だから、敬語も意思を伝える表現もままならない。それで何度も書き直し、私がアカを入れてはまた書き直し...。でもとうとうやった。「教員を目指すものとして強みを生かして子どもたちとゲームをやろうと決めた」「マルシェの目的である商店の活性化に少しでも役にたつことができればと思い、商店や公的機関から景品を提供頂き、ゲームを仲立ちとして商品とまちの良さをお客さんに紹介する”仕組みのある景品”を企画した」ことをきちんと伝わるように書いていた。また、文書の最後には次のようなメッセージが。
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・何か無償でいただけるものはあるでしょうか。
・もしいただけるのであればチラシなども一緒にいただけないでしょうか。
・景品が頂けなくてもチラシだけでもいただけないでしょうか。
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こころからの素晴らしい訴えではないか。指導者は教育の達成度の予想を超えたこころのある文章。驚かされ、感動した。これぞ”こころでするサービス”だと思った。そしてすきっぷ通りの理事長さんが動いてくださって「景品提供をしてくれそうなところがあるよ」と。これをもってカチンコチンに緊張してお店を回り、大汗をかいて何軒かから商品を提供頂いてきた。やがてまちの方たちから「学生さんががんばってるなら応援するよ」と手が差し伸べられて、イトーヨーカドー武蔵境店さんなどからも配りきれないほどの景品が。学習は時間をかけた学生の試行錯誤のなかから実を結ぶものだ教えられた。当日はどうぞ彼らが本番に取り組む姿を見てやってくださいね。
武蔵境マルシェ
場所:境南ふれあい公園広場
日時:8月2日(日) 9時から11時
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なお、武蔵境活性化委員会のフェイスブックに何か書いてほしいと言われ、こちらも学生の活動を書きました。よかったらこちらもご覧くださいね。
https://www.facebook.com/musasisakai?fref=nf
[2015.07.26]